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​心と体のリフレッシュに

 

  • Nagisa goto Teshima

触覚という未開のワンダーランド


こんにちは。

後藤手島渚です。


いよいよ7/19らへんに新しい本が発売になります。

手島渚著 「脳疲労に効く!魔法の手もみ」(河出書房新社)今回はじめて、「脳疲労」をテーマにした本を作っていただきました。

制作過程はとっても…

楽しかったです!

お世話になったみなさま、本当にありがとうございました!!


読みやすい本なんですが、けっこう充実もしてると思います。

わたしの伝家の宝刀?ペアワークもバッチリ入れていただきましたよー!

ぜひみなさま、手にとってみてくださいね。


そして、おとつい、

パリ、チューリッヒ、バーゼル、ベルンのアート漬けの10日間から帰国しました。


でもまた、いまこのブログを機内で書いていまして…笑

今、台湾に向かっています。


台湾は大好きな場所なんでとっても嬉しいんですが、

まだ時差ボケが治ってないよ〜😃



パリとスイスの旅について興味を持ってくださった方は、インスタしてますので、ぜひこちらを💁‍♀️

https://www.instagram.com/nagisagototeshima/


街中花でいっぱいのこのシーズンのヨーロッパ、最高に気持ちよかったです。





アートの旅と言っても、わたしたちのはかなり…ハードコアなコンテンポラリーアートの旅です。

ちょっと難しいかもしれないですが、「今のアートの様子知りたい!」っていう方はちらっとのぞいてみてください。

夫後藤繁雄著 「コンテンポラリーアート虎の巻」を見ていただくのもおすすめです!(宣伝w)


ま、わたし自身は専門家じゃないので単なる旅日記ですけどね…笑

いつかアートコレクターになりたい!と思っているので、勉強です。


インスタを見ていただいてもけっこう謎かもしれませんので、ざっと旅の概要を…本題と関係ないので、要らない方はススーっとスクロールしてください!笑


パリではポンピドゥーセンターと、ガルシアでのマルタン・マルジェラ展、

そして建築家田根剛さんのアトリエ見学を、


チューリッヒでは大好きな美術館クンストハウスとクンストハレ、そして最高だったダグ・エイケンの展示を見ました。

まー とにかくチューリッヒは最高です!美しくて、安全で、美味しくて、美術館やギャラリーがめちゃくちゃおしゃれです。


バーゼルは世界最大のアートフェアArt Basel、世界最高建築シャウラガーでのブルース・ナウマンの回顧展、美しい庭とコレクションが感涙もののバイエラーでのジャコメッティとベーコンの2人展、建築素材に痺れたクンストミュゼウムの新館を見て、少しだけArt Baselのサテライト会場LISTEへ行き、

ベルンでは、パウル・クレーセンター、クンストハレベルンで行われているハラルド・ゼーマンの回顧展へ行きました。

ベルンの街の美しさに感動しました。


たくさん見た!


この旅を通じて感じたことなどは、もみもみ部のオンラインサロンで投稿していたりもします。




大好きなパウル・クレーの作品もたくさん見ました。


さて、

そんなこんなで

相変わらず「どこにいるの?」的な毎日を送っていますが、昨日は新宿で、触覚の研究をされている渡邊淳司さんにお会いしました。


ここ1ヶ月くらいで実は3回目です。笑


昨日は、まあ夫の案件のミーティングで、わたしはただの添え物?的な感じでお話し聞ければなあーっという感じだったのですが、お話聞いているだけでけっこういろいろとアイデアが浮かびましたし、

渡邊さんたちのされている研究やテクノロジー、そして考え方についての話を聞いていると、


これからますます「触覚」が面白くなる!

という予感にワクワクします。


ひとつ、印象に残ったことは、

人と人の間には「抵抗」のようなものがあり(摩擦というか)

その抵抗を減らして、なめらかにし、

コミュニケーションや縁を深めるためには「身体性の共同体験」または「視点を変えること」を行うといいのだということ…


そういうツールのひとつとして「心臓ピクニック」(詳しくは渡邊さんの 「情報を生み出す触覚の知性」 を読んでみてください)が使えると。


そして、これはわたしの考えなのですが…「身体性の共同体験」というとマッサージもいいのかと思いきや…マッサージみたいなものだとちょっとダイレクトすぎるのかもなあーっと思います。


わたしたちは長い間、「触れる」のがいちばんてっとり早いじゃーん!

ほぐしほぐされたら皆仲間!


…みたいに思ってきましたが(かなり短絡的というかダイレクト…ですね)


「ふれあい苦手」「コミュニケーション苦手」「できれば人と関わらずに生きたい」などというような方の場合にはもっとデリケートな段階が必要なのか…と、昨日初めてハッとしました。


「ハグモミ」や「もみもみ部」の活動は、ある意味通常のがっつり揉まれる体験よりも、「やってみようかな」というきっかけとしてはまだ入りやすいとは思うけど、


もっとなにか段階が必要なのかな…と思います。


誰もが脳をすごく使っている今の時代だからこそ、これからもっと「からだをほぐして脳を癒す」手法が必要になるというのは、わたしの確信です。


眠れないまたはいつも眠い、カラダがだるい、目の疲れがとれない、肩や腰の痛み、免疫力が下がってきた、顔のくすみやたるみ…そういうこと全てに脳疲労が関わっているからです。


でも、それをストレートに伝えたり、手法を教えることだけでは解決できないのかもしれないなぁーっと、ちょっと思い始めています。


わたしは子どものとき、とてもコミュニケーションが苦手だったからこそ、アートや本が好きになりました。

自分をここではないどこか遠くに連れ去ってくれる、忘れさせてくれたからです。


触覚の「面白さ」に気づいてからは、逆に「今ここ」の感覚が戻ったと思います。


人に触れるのも怖くなくなりました。

コミュニケーションの手段やテーマとして、「カラダのこと」が役立つことが増えました。


で、その前段階としてひとつは「織物」の存在があったなぁーと思います。

19歳くらいのとき、

紬織を織ってまして…笑

その糸に触れる感触がとても面白かったんです。


感触が視覚に反映することも、学びました。

気持ちの良い感触のものは、美しくも見えるということです。


それからしばらくして、人のからだに触れたときも、思った以上にバリエーションの多い、個々のカラダの質感や、組織の感触に、感じたことは「面白さ」でした。


同じものでできてるはずなのに、なんでこんなに「触れた感触」が違うんだろう!

それはまさに知らなかった世界が拓けたような、新鮮な驚きでした。


まだ、セラピストとして駆け出しだったころはわかりませんでしたが、

だんだん、自分が触れた場所の質感が最初と変わるのがわかるのも面白かったんです。


硬い場所が柔らかく、むくんでいる場所がキュッと締まった感触になったり、ほぐしていくうちに「奥の硬さに気づく」そんなときもありました。


そしてやっぱり、美しく見えるものは、触れたときに感触が滑らかで、「気持ちよく」感じます。


わたしがトリートメントしているときに感触として伝わってくるものを表現してみると、硬くてボコボコしている、滑らかじゃない…

髪の毛に例えると、絡まってゴワゴワになっているようなものを、

梳かして整え、すべすべにしていくような…

そんな作業をしている感じです。

「あ!整ってきた」と感じるとき、見た目もスッキリ、滑らかになるのがわかります。


思い返せば、映像や本ではなく直接アートに「触れている」ときにも感じることで、


どんなテーマが表現されていようとも美しく感じるものにはある種の心地よさが通っているように感じます。


たとえ表面上は、生々しかったり、グロテスクに見えたとしても…

ちょっと難しい話ですけどね!


よく夫が、(アートに)「見るのではなく触れる」と言うことの意味が少しわかるような気がします。



話がちょっと逸れましたが…

触覚って、人間の感覚のなかでは、研究対象としてまだ「未開」という部分が強いものかもしれません。


でも、生きるということや潜在的にはなによりもネイティブな感覚だなあーっと思います。


だから言葉よりも「触れる」ほうが気持ちが伝わりやすい…


感触の種類も意外にたくさんあることにも気づきます。

わたしは織物の世界と、リラクゼーションを通じてそれを感じてきました。


有機的なものに触れているとなんかホッとし、無機質なものに触れるとシャキッとキリッとする…

そういう気持ちの切り替えのスイッチとしても使えます。


わたしは、意外にもコンクリートや、金属の感触も好きです。

今回の旅で見た、バーゼルのクンストミュゼウム新館のコンクリートと大理石、アルムの組み合わせの空間には、いい意味でゾクゾクしました。笑


ふだんは、人のカラダに触れていて、気持ちいいな〜っ、やっぱり有機物っていいな〜と、もちろん思っているんですが、無機質なものには、また違う感覚としての魅力があります。


どんな触感に親しみを覚えるのか…それはその人の記憶や、感情にも関係がありそうですが、

人のカラダに触れるときにも、これダメあれダメ、というジャッジではなく「面白く」触れていたいと思います。


それが、わたしたちの感覚や生命を

新しい地平へと導くヒントになるかもしれません。



さて、このブログを書いている間に台湾へ着きました!


適度にコンクリート、

適度にジャングル感がある、大好きな街。


早速マッサージを受けに行き、

かなりお気に入りの店に出会いました💛💛

その話はこんどまた。


Nagisa GOTO Teshima.


Infomation///

☆新刊発売 手島渚著「脳疲労に効く魔法の手もみ」河出書房新社さんから7/19ごろ発売です!全国書店またはネットで予約もできます。











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